車いすでの結婚式について知る
昨年末から、ボランティアとして、うつ病患者やニート、引きこもりや障がい者などの就労支援を行っているNPOに通っている。
内容はシンプルなゲームを通じてコミュニケーションをしたり、相談にのったりするものだ。
J-POPなどの、最近の流行りなど勉強になる。
実に様々な人がお客様として来訪されたり、資料を送ってくださったりするので、様々な情報が入ってくる。
先日ガツンとショックを受けたのは、車いすでの結婚式をプロデュースしている会社のパンフレットを見た時である。
真っ白なウェディングドレスに身を包んだ新婦が腰かけるのは、その場に全く違和感のない、真っ白でオシャレな車いすである。ドレス類も、座ったまま着脱ができるようになっているなど細やかな配慮がされており、本当に花嫁さんの夢を叶えてあげたいという想いが伝わってくる。
車いす利用者にも結婚式を挙げたいというニーズは当然あるだろう。
それを今まで全く思いついたことがなかった自分が、非常に恥ずかしかった。
全ては、彼らのバッググラウンドを知ることから始まる、と思う。事ある毎に新しい気づきが得られるこのボランティア活動には、私にとって大きな価値がある。